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『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』Rule the Stage -New Encounter- インタビュー 【植原卓也×小波津亜廉】

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インタビュー

チケットぴあ

(撮影:石阪大輔)

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音楽原作キャラクターラッププロジェクト「ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-」の舞台化シリーズ『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』Rule the Stage(=ヒプステ)が18名の新キャストを迎え、 3月1日より上演の『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』Rule the Stage -New Encounter-で新たなスタートを切る。ヨコハマ・ディビジョン“MAD TRIGGER CREW”の碧棺 左馬刻役の植原卓也とシンジュク・ディビジョン“麻天狼”の神宮寺 寂雷役の小波津亜廉が新作公演の幕開けに向けた思いを語った。

――出演が決定した時はどんなお気持ちでしたか?

植原 素直にむちゃくちゃ嬉しかったですね。最初に「ヒプステ」に触れた時は「こんなコンテンツがあるんだ!?」という感じで、子どもの頃からヒップホップやラップに親しんできましたが、「こういうのを待っていました」という、ものすごくしっかりしたものを目の前に叩きつけられた感じで衝撃を受けました。出演が決まったときは、すごくテンションが上がりました。

小波津 僕もライブ公演を観劇させていただいて、客席と舞台の一体感、舞台ならではの熱量に圧倒されました。その感動を覚えていたので、出演が決まったときは嬉しかったです。キャリアを重ねた今、また新たなチャレンジをさせてもらえる喜びが大きかったです。

植原 左馬刻はクールで攻撃的なイメージがあると思いますが、楽しい時は笑うし、ギャップがあるキャラクターだと思っています。妹思いの一面もあるし、クールだけではない人間らしさみたいなものを大事に表現したいなと思っています。

小波津 僕が演じる寂雷先生は、もし会社の上司だったら僕は「一生ついていく」と思うくらいの人格者ですが、それは過去に様々なことを経験し、乗り越えてきたからこそ備わった自然体の優しさなんだと思います。寂雷先生の、自然体で誰かのために動けるところが魅力的だと思っています。さらにマイクを握った瞬間、そこに「発信する」という強さが加わる。そのギャップも魅力だと思うので「心をしっかりと伝える」という部分を大切にしたいです。

――ラップに関してはいかがですか?

植原 みんな想像できないと思うけど(笑)、僕はデビューがダンス&ボーカルユニットで、そこでラップをやっていたんだよね。

小波津 そうなんだ!?

植原 だからラップに関しては「心配いらない」と言いたいところだけど、碧棺 左馬刻という役を通して、ラップで何かを伝えるということに関しては、うまいとかへたとか、スキルの問題じゃないと思っていて、入念な準備をした上で、その場での柔軟な対応力も求められるのを感じています。レコーディングをやっていて、それはひしひしと感じていて、ものすごく勉強させてもらっています。

小波津 寂雷先生のラップは、本当に難しいんです(苦笑)。

植原 難しいよね(笑)。

小波津 ラップのリリックがすごく特徴的で、韻の踏み方もそうだし、一語一語にパッションを感じるんだけど、全体の流れもあってとても難しいです。僕はいままでラップをやったことがなかったので、リサーチから入って、いろいろ学んでいます。それこそプレッシャーはものすごく感じていますが(苦笑)、不安というよりも良い緊張感の中で挑めているなと感じてます。

――これまで「ヒプステ」を愛してきたファンも「どんな作品になるのか?」と楽しみにしている部分が多いと思います。

植原 もちろんこれまでのシリーズや原作へのリスペクトをベースに持ちつつ、舞台として生身の人間がやるというところの面白さがあると思うし、ファンのみなさんも左馬刻や他のキャラクターに「会いたい」という思いで足を運んでくれると思うので、舞台ならではの“熱”と“人間らしさ”は追及したいです。特にライブパートはスイッチを切り替えて楽しめたらとも思っています。

小波津 僕自身はとにかく「向き合う」ということをテーマにしています。神宮寺 寂雷というキャラクターが背負ってきた歴史やこれまでのシリーズに向き合い、初めて共演させてもらう“麻天狼”のメンバー(安藤夢叶&中下雄貴)にも向き合う。僕より10歳以上も若いんですけど、2人とも本当に素敵な子たちなんです。「僕が」という気持ちよりも、とにかく「うちのメンバーすごいでしょ?みんな見て見て!」という気持ちです。キャラクターに向き合うことは彼らが誰よりもやっているので、あとは気を遣うことなく2人にのびのびとやってもらって、お客さんに「カッコいいな」と思ってもらえたら、僕の中で勝ちだと思っています。

植原 僕自身「ヒプノシスマイク」が大好きなので、「ヒプステ」が大好きなみなさんと会場でお会いできるということがとにかく楽しみですし、仲間入りさせてもらえることにワクワクしています。

小波津 それぞれのディビジョンのメンバーたちの言葉と言葉、心と心のぶつかり合いをお見せしますが、ストレートにガツンと行くのか?それとも回り道するのか? いろんなぶつかり方、伝え方があると思います。全員、ものすごい熱をもって「やってやるぞ!」という気持ちで稽古に挑んでいます。僕自身、舞台の上に立つ人間としていつも「何かひとつでも心に響くものを伝えたい」と思っていますが、それを今回ラップに乗せてお届けできたら、幸いです!

取材・文:黒豆直樹
撮影:石阪大輔

主題歌「The Tribe of BATTLE EMCEEZ」好評配信中!
配信はこちら:
https://hpmi.lnk.to/TTOBM

<公演情報>
東京:2024年3月1日(金)~2024年3月17日(日) 品川プリンスホテル ステラボール
大阪:2024年4月4日(木)~2024年4月7日(日) COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール

<チケット情報>
https://w.pia.jp/t/hypnosismic-stage/

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